大地震が来ると言われ続けているのに未だ何も起こらない愛知県に住んでいる民としては耐震性能は重要視したいところです。これについては話を聞けば聞くほどよくわからなくて頭を抱えました。
耐震等級3相当
各工務店のカタログを見ていて気になった、耐震等級3“相当”という文字。
営業さんに聞いたところ、「耐震等級3になるように設計していますが、3であることを証明するには認定機関に審査してもらわないといけないので別途費用がかかります」とのこと。
数社聞きましたが、どこも25〜30万円ぐらい。
標準ですよ、と謳っているところは見積もりに最初から載せており上記と同じぐらいの費用でした。
ただ“相当”だと、審査してみたら3なかったから追加費用で補強します的なことがあるんだとかないんだとか。
営業さんによっては耐震等級は国が定めた基準でしかないので、必ず3を取らないといけないわけではないよという人もいました。
構造計算
構造計算とは許容応力度計算のことらしいです。ハウスメーカーで行うのはなく外注するので別途料金が必要になります。(15万〜20万)
木造二階建てであればこの構造計算をしなくても耐震等級3は取れるのだそうです。
長期優良住宅
長期優良住宅を取得するためには耐震等級2以上(2022/8/17現在)でないといけないそうです。これを取っておくと住宅ローンや税金面で優遇を受けられます。
ちなみにこれを取るための費用も必要です。ハウスメーカーによって違うそうですが20万前後が相場なんだとか。
これも取得費用を鑑みると別に取らなくてもいいんじゃないかなって言う営業さんもいました。
いやあ何をするにもお金、しかも桁違いで嫌になってしまいます。命に関わることなんだから国がもっと補助してくれないなあ。
制振ダンパー
標準だったりオプションだったり、期間限定で無料で付けれますよというところもありました。
震度5の地震に一度耐えれたとしても、何度も揺れたら壊れちゃうよね。だから揺れを抑えようねって話ですかね。
ゴムの会社とかサスペンションの会社とか、揺れに強そうなところが作ってます。気休めだって言ってる人も見ましたがないよりはある方がいいのかと。
結局机上計算に過ぎない
どんなに細かく計算したとて机上計算に過ぎません。実際の揺れに対してどうなのよ、という方は大手ハウスメーカーさんが良さそうです。自社装置で実際の家を揺らして耐えうるかを調べているみたいです。
なかなか工務店でそこまでやっているところは少ないみたいですね。
私たちはどうするのか
素人調べなのでらしいですが多くなってしまいましたが、各営業さんに話を聞いたり自分で調べた結果、私たち的には耐震等級3で構造計算をするほうがいいなと思いました。
耐震強度、構造計算、長期優良住宅等の申請をしなくても家は建ちます。70万以上変わりますので耐震等を気にしない方はやらないみたいです。私たちはオプションより安全を取るということで。
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